「男性も育児をするのは当たり前!」Z世代の価値観

こんにちは
はるかの何でも屋こと深尾です。

春と秋の季節病「何着ればいいか分からない病」に
今季も例にもれず罹患中です!

さてさて9月もそろそろ終わり。
10月施行の改正法も諸々ありますが
個人的にはやっぱりパパ育休が目玉かしらと
感じております。

そんな折、BIGLOBE社でも「Z世代の仕事と育児に関する意識調査」が
実施されました。

全国の18歳から25歳までの男女500人を対象に
2022年8月19日~8月23日までにアンケート形式で行われた
調査結果を、今回ご紹介します。

それでは早速まいりましょう。

「将来、子どもが生まれても父母ともに仕事をしたい」

何割のZ世代がそう考えていると思いますか?

応えは6割です。
多いと思いますか?それとも少ないと感じますか?

ちなみに、内閣府男女共同参画局の調査では
第1子出産を機に離職する女性の割合は46.9%。となっています。


本調査で男女割合が出ていれば
出生後に仕事をしたいのに離職する女性の数など
興味深い考察ができるなと思いつつも


個人的には思っていたよりも低い割合だと
感じました。


さてさて、2つ目の調査結果

「男性も育休を取得すべき」

こちら8割弱。


詳細を見てみましょう。

あてはまる 39.2%
ややあてはまる 39.8%
あまりあてはまらない 14.0%
あてはまらない 7.0%

「あてはまらない」が7%であることからも
育児は父母共にやるもの、という価値観が
Z世代ではスタンダードなのでしょうね。

それでは最後の調査結果。
私が一番気になった数字がこちらです。


「男性の育休に対し、職場の理解が不安」


8割弱


Z世代の価値観と、職場の風土や価値観のズレが
反映された現実的な数字が8割、なのでしょうか。


弊所のお客様では、実際に男性育休を取得し
助成金を給付されている企業様も沢山いらっしゃるだけに
少々ショッキングな数字ではあります。


Z世代の台頭と法改正により、
今後、育休取得の流れは一気に加速することが予想されますが
今はまだ黎明期

新しい時代が始まる前の『産みの苦しみ』を
若い世代だけに背負わせるのではなく
企業や労務担当者、そして我々も一緒に背負い
進んでいけたらと思います。

参考リンク
BIGLOBE「Z世代の仕事と育児に関する意識調査(2022年9月13日)」
https://www.biglobe.co.jp/pressroom/info/2022/09/220913-1

内閣府男女共同参画局「第1子出産前後の女性の継続就業率」及び出産・育児と女性の就業状況について
https://wwwa.cao.go.jp/wlb/government/top/hyouka/k_45/pdf/s1.pdf