労働判例について

こんにちは。


息子の発熱により
本日は半分看病・半分仕事の
ハイブリッド深尾です。



さて本日は
労 働 判 例 についての話を
させていただきます。

判例というのは「裁判例」のことです
念のため




世の中労働にまつわる
様々な裁判があって

日々日本のどこかで
判決が出ているわけです




我々もその動向には
日々気を配っておりまして


今後の流れを大きく変えるような
判決がある場合は
業界内で大騒ぎとなるわけです


〇〇事件など有名なものは
社労士試験に出たりもしますよ!




あの最高裁でこういう風に
解釈されていたから
企業さんは今後この辺まで
気をつけなきゃいけないよー



みたいな。



同一労働同一賃金の関連ですと


非正規職員にも〇〇手当を支給しろって
最高裁で判決出たぞー。
(だから社長、〇〇手当は気をつけて!)


みたいな。




なので、基本的に
教科書的にお手本にしていくのは
最高裁の判例
です。



地裁の判決は
どんなに熱いテーマだとしても


地裁でこう言われてたけど
控訴されたら次にどうなるか
分からないよねー


という目で見ているわけです。



そうは言っても

地裁も、興味深いものもある
とても勉強になるものも
沢山あります。


地裁の判決を
軽く見てはいけないのです。



一番最初に裁判に持ち込まれるのが地裁だから
どんな事で労働者が裁判を起こすのか
一番事例が集まっているのが地裁って
ことですからね!




さて


長々と色々書きましたが
何が言いたいのかっていうと


最高裁の判例だけじゃなくて
地裁も含めて判例っていうのは
とても面白い、ということ。


唐突(笑)

でも実は、好きすぎて前の事務所でも
業務外で勝手に資料作って、
勝手に勉強会やってました





それなのに今まで
コラムで書いてこなかったのは


コラムに乗せるには
マニアック過ぎるかしら


とか


地裁の判例は
載せるの微妙かしら


みたいな気持ちが
あったからですね。




ですが先日のワンデイ合宿で


面白いと思うのならば
どんどん書けばいいじゃないか


と気づいてしまいましたので
今後は判例についても
取り扱おうと思います、




注)面白い →

 ・どういう事例で労使の争いが行われるのか
 ・どの法律が関わってきて結論が出るのか
 ・最終的な落としどころはどの辺なのか
そういうのが、実例でよくわかり
勉強になり、参考になり、面白いという意味



ゴシップ的な目線なんかじゃないんだから!




本当は今日のこのコラムでも
判例解説をしようと思っていましたが
想いを語るのに字数を使いすぎました


次回以降から時々やりますので
よろしくお願いいたします。