副業・兼業に対する会社の対応に関するお悩み解決事例

■ご相談内容

一つご確認お尋ねしたい
ことがございます。

副業についてです。

弊社スタッフが、例えば
自宅などで「副業」を行う
こととなった場合
 
会社としてどのように対応
すればよろしいでしょうか?


■ご回答

副業に対する会社の対応
としては、下記の3つから
選ぶ必要があります。
 
①全面的に禁止する
②許可制にする
③全面的に認める
 
個人的には、

②許可制にする

をおすすめしています。
 
①の全面禁止は、
 
職業選択の自由の観点から
争うと厳しい。

③の全面的に認めるとなると
本人の体調面や情報漏洩の
心配がある

ためです。


仮に「許可制」したとして、
下記の条件に該当する場合は、

兼業・副業を禁止又は
制限すべきです。
 
①労務提供上の支障が
 ある 

②企業秘密が漏洩する 

③会社の名誉や信用を損なう
 行為や、信頼関係を破壊
 する行為がある

④競業により、企業の利益
 を害する


特に本業への労務提供上の
支障の観点からは、
 
・週1日も休めなくなる
・深夜業務が発生する
 
などの場合は、本業への影響
が大きいので、
 
個人的には、兼業・副業は
認めないほうが良いと
考えます。


■最後に

兼業と副業のことばの違い
についてご存じですか?

法律的に明確な違いは
ないそうですが、
 
①副業は、本業に従事して
 いない時間を有効活用

②兼業は、本業以外の仕事
 を掛け持ちしている
 
といった感じです。
 
兼業のほうが副業よりも
事業性が高いイメージが
ありますね。
 
■お客様情報

広告代理業 1~50人規模